DAWとPC 《楽曲制作》

PCで楽曲制作が出来るという夢のツール『DAW』(私はダウと呼びます)の進化は、ハードウエアの進化に伴ったものなのでしょう。

私は、1995年くらいからPCを使い始めましたが、最初はRoland社のミュージ郎からのスタートでした。

<ミュージ郎のイメージ> ※Roland社HPより

PCを使い始めるまでは、YAMAHAのSY77を楽曲制作のメインツールにしていましたが、PCでの効率的な作業を体感してからは、後戻りが出来ず現在に至っています。

当時のPCの性能は、現在と比較してはいけないほどに低いスペックでしたが、それでもMIDI音源の複数の楽器音を同時に鳴らすことができたので、相当に没頭したはずです。

私がPC上でオーディオデータを扱うようになったのはCubaseに移行してからですが、「とにかくPCは自作だ。無駄なものはいらない。」と、ストレスなく動くPCを求めて、パーツやら電源やら物色し続けたものです。

しかし、ハードウエアの日進月歩で性能が向上するスピードはすさまじく、これまで、マザーボードだけでも10枚以上は購入してしまったと思います。

現在は、ASUSの超小型ベアボーンに、別売りで買ったCPUやメモリ、SSDを装着したPCを使用していますが、ほぼ問題なく動作していてストレスは皆無です。

周辺機器の都合から、Thunderboltが必須だったのですが、搭載している機種があまりなく困っていたところ、ちょうど新発売される情報を発見して予約し、2カ月待ちくらいで入手できました。運命的な出会いでした。

これまでのPC遍歴を振り返れば、意図通りにストレスなく動いてくれることが、どれだけ有難い事か、涙が出るほど嬉しい事かを噛みしめられるのでした。

とはいっても、私は、他人にはPCの自作は勧めません。なぜなら、何が起きてもすべて自己責任だからです。

パーツの組み合わせはほぼ無限で何が正解か分からない、間違って別の仕様のパーツを買ってしまう、何かを買い忘れる、買って組んでも動作しない、意味不明なメッセージが出る、周辺機器を認識しない、何が不具合の原因かが分からない…etc。

すなわち、使えるようにするまでのマニュアルなど無いので、google検索と勘と度胸とで体当たりするしかありません。

そして、格闘の末、やっとPCは使えるようになるのですが、これでまだ半分。ここから先は、自作PCでなくとも同様ですが、ソフトのインストール&アクティベートが待っています。

ソフトはそれぞれ、インストールやアクティベーションの方法がまちまちで、今でこそWeb上でユーザーページにアクセスして集中管理できるのが主流になりましたが、それでも、ソフトによってメールだけだったりサイトへのログインが必要だったり、何年か振りに行おうとすると、ものすごく大変な作業です。

なので、いつからか、私はノートにソフト別にアクティベートの方法や情報を箇条書きして、秘密の金庫にしまっています。じゃないと…とても無理です。

今日は、DAWの自分史を振り返り長く継続できた理由を探るつもりでしたが、PCの自分史を振り返ってしまったようです。

確かに、PCのセッティングには相当な労力をつぎ込んだ憶えがあります。

でも、その分、トラブった時などは「勘」を使って解消できるようになったのも事実です。(再起動か、ケーブルの抜き差しだけですが。)

現在の作業用PCには、何百曲でも制作可能なストレージ容量を積んでいますので、「もっと高性能なPCが欲しい」などというPCの処理能力への不満は厳に慎み、ひたすら楽曲制作に没頭することを、過去に処分したPCたちへの哀悼のメッセージとしましょう。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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