楽曲コンペに応募する際、締め切り期日というものがあります。
案件によって、募集要項が来てから期日まで残り5日とかの短期決戦もあれば、半月以上先というのもあります。
私の場合は、募集要項が来た時点で、1stマッチングをしてみます。
マッチングというのは、この場合、その場で浮かんでくるメロディだったり、ストックから掘り出してみるなど、第一印象で私が作ることのできる曲と合うかどうかのマッチングです。
明らかに「無理があるな」という場合はスルー辞退にしますが、それ以外は、とりあえず作業に取り掛かってみて、締め切り期日までの残り日数から逆算し、大まかなスケジュールを立てて進めていきます。
この、締め切り期日までの期間ですが、長い方がいいかと言えば、私はかえって短い方がいいかもしれません。
私の作曲工程は、大まかに2つに分かれます。
一つ目は、鼻歌によるアイデアの組み立てです。これは、機材が無くとも、身体があれば場所を選ばすに進められます。
二つ目は、PCに向かってのDTM作業です。鼻歌アイデアを音に変える作業で、PCや機材が無いと進められません。
鼻歌でのアイデアが固まりさえすれば、PC作業はさほど時間を要しません。早ければ2日もあれば終わる時もあります。
逆に、鼻歌が決まらない、もしくはアイデアが無いときはPCに向かうだけの作業になるのですが、この場合はエンドレスを覚悟しなければなりません。頭で考えてしまうので、選択する項目とその選択肢が多すぎるのです。
こうなると、締め切りにワタワタすることが目に見えているので、1stマッチングでアイデアが浮かばない案件はスルー辞退にしているわけであります。
こうして考えてみると、私は鼻歌作家なのだなと、つくづく思います。
もう一つ、1曲の作曲にあまり時間をかけたくない理由として「聴きなれてしまう」ことがあります。
聴きなれてしまうと、聴いても心が反応しなくなっていくので、曲の目指していた位置が分からなくなっていき、作業のスピードもガクッと落ちます。
スープが冷めないうちに食べてしまわないと、作った人の意図が味わえないという料理の味わい方にも似ているのかもですね。
私は、コンペへ提出する場合、締め切りの前日には仕上げて、送信できる状態にしておきます。最後にもう1回だけ聴き返して、どうしても直したい場合だけは手を加えるようにしています。
あとは、早く次の曲を手掛けたい!という衝動も、作業スピードを速める効果がありますね。順番待ちをされている感じはイヤですが…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
