作業に入る前に、今日もアナログレコードで耳の体操。
今日の一枚は、ビリージョエルの『This Night』(邦題:今宵はフォーエバー)です。
<This Night Billy Joel 1984 コロムビア・レコード>

この歌を初めて耳にしたのは、SONYのオーディオコンポ(リバティ?)のテレビCMでした。
CMで流れたこの曲のサビは、ベートーヴェン「悲愴ソナタ第二楽章」の主旋律をそのまま採用していて、作曲者クレジットにベートーヴェンの名前があります。
ビリージョエルといえば、NYC(ニューヨークシティ)だと私の頭に刷り込まれていますが、この曲を聴くと、行ったこともないニューヨークのスチームもくもくの情景が浮かんできます。
アルバム「イノセント・マン」にも収録されているこの曲ですが、私の中ではこの曲は別格でした。レコードを聴いて、歌い始めとサビとのギャップに驚いたのですが、これはサビギャップの最高傑作品だと思います。
歌い始めとサビとの作曲者が違うので、ギャップがあるのは当然なのですが、それでも、全く違う流れのサビの登場があまりにも素敵で、感嘆してしまいます。
サビの主旋律と和音の組み合わせが絶妙で、クラッシックなのに80’sの音楽にもマッチしてしまうという、さすがはベートーヴェン様という感じです。
ビリージョエルを称えているのか、ベートーヴェンを称えているのか、もはや分かりませんが、パッチワークのような継ぎ接ぎっぽい曲も名曲になることができて、この世にリリースして良いのだということを教えてくれた1曲でした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
