私は、機材周りのセッティングはシンプルにしたい方なので、DAWで使うPCの他には、外部機器となるハードウェア機材は最小限にしています。
かつての私の曲作りは、MIDIで複数の音源を鳴らしながらレコーダーに録音して音を重ねるやり方でしたが、今では全て1台のPCで完結できるので、自然とハードウエア機材を使う場面が減り、売却や故障などで姿を消していきました。
様々なハードウエア機材がありましたが、経年劣化で正常稼働しなくなる機材がある中で、比較的、昔のYAMAHA社の製品は変わらず元気に稼働して長持ちしている印象があります。
今回は、私の作業場で、今も現役で活躍しているYAMAHA社製品を紹介したいと思います。(画像はYAMAHA社HPのもの)
① AW4416 <デジタルマルチトラックレコーダー> 2001年発売

これまで購入したMTR(マルチトラックレコーダー)の中で、人生最後に購入した録音機材です。
トラブらない安定・安心感があり、自宅でのMTR使用のほか、ホールやスタジオなど色んな場所に連れ出して様々な録音で活躍しました。
現在は、録音機能を使うことはありませんが、外部音源のミキサー代わりに使っています。
【現在の故障箇所】
◆ CD-Rドライブ(モーター回転時、ものすごい異音が鳴ったので撤去しました。)
◆ 内蔵バッテリー(3年くらい前からLOW BATTERYのメッセージが出ています。交換品は入手できないようなので放置してますが、多分まだまだ大丈夫。)
【独自メンテナンス】
◇ ゴム仕上げ表面(ゴムが溶けてベトベトになりましたが、無水エタノールで布拭きしたら、サラサラきれいになりました。)
② TX1P <ピアノ音源モジュール> 1984年発売

昨年、中古で購入しました。作曲作業時、コード確認用の手弾き鍵盤のピアノ音源として、DX7のエレピ音と重ねて使用しています。
AWM音源(AWM2ではない)で、ピアノ・エレピ・ハープシコード・バイブの音しか出てこないという、こだわりの音源モジュールです。
出音が、いかにも80年代らしい…というところが、お気に入りです。
【現在の故障箇所】
特にありません。
【独自メンテナンス】
◇ 内蔵バッテリー交換(コイン電池のCR2032だったので交換しておきました)
◇ 電解コンデンサ交換(電源投入してから起動まで時間がかかるようになり、裏ぶたを開けたら液漏れしていたので、ハンダ作業ですべて交換しました。)
③ DX7 <デジタルシンセサイザー> 1983年発売

3年前に中古で購入しました。予備機材のつもりで購入しましたが、鍵盤の感触が他にない相性の良さで、現在は作曲作業のメイン鍵盤として使用しています。
手元にあるだけで、なぜか安心する不思議な機材です。
あと、音程チューニングが独特で、音源はFM音源のデジタルなのですが、チューニングはスライダーを使って手動で合わせる(しかも数値表示されない)という、粋なマニア心があります。本体とは別にチューナーを用意しないとチューニングできないという、まさに楽器に徹したマシンなのです。(褒めています)
【現在の故障箇所】
◆ ボタンの反応がところどころ悪くなっています。
[OPERATOR SELECT] ←音色イジる時にいちばん押すボタン。
[4] ←? 前のオーナーが4番にお気に入りの音色を入れていたのかも。
【独自メンテナンス】
今のところ、手を掛けずとも動作は安定しています。
以上、昔のYAMAHA社製品の造りの良さを紹介してみました。
DX7は、私が作曲を始めた頃に登場したマシンでしたので、時代を共に歩んだ名機になりますが、今後もメンテナンスしながら作曲作業の第一線で活躍させたいと思っています。
というか、故障したら買いなおす予算が厳しいな…。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
