LONELY BUTTERFLY 《今日の一枚》

耳の体操、アナログレコードを聴きます。

今日の一枚は、レベッカの『LONELY BUTTERFLY』です。

<レベッカ LONELY BUTTERFLY 1986 CBSソニー FITZBEAT>

レベッカのレコードで、持っているシングルは、この『LONELY BUTTERFLY』のみです。

当時のキーボード系雑誌に、この曲のバンドスコアが載っていて、それを見て買いに走ったのだと推されます。

イントロ部分とかを、ダブルデッキのピンポン多重録音でシンセ手打ちしていた頃ですね。シンプルなベースラインが頭に焼き付いています。

この曲の作曲者は、レベッカのキーボーディスト土橋安騎夫さんですが、この当時はレベッカ旋風が吹いていたので、色んなキーボード雑誌に登場して、シンセの話とか作曲の話とか、興味深く読んでいたものです。

土橋さんの作曲に対するコメントで、「作曲の定石なんてな~んもないの」という言葉の見出しが今でも頭の中に焼き付いていますが、「定石」という言葉を初めて知った私は、意味を探って広辞苑を開いたりしていました。

レベッカという、印象的な楽曲を持つバンドで、RolandのD-50とかのシンセサイザーで最新の音源を使いまわしたり、ハモンドオルガンを鳴らしたり、キーボーディスト志望者からは羨望の眼差しを受ける存在であったことでしょう。

私がその後、バンドでキーボーディストをやった経緯も、少なからずこの土橋さんに憧れた部分もあったと思います。

さて、女性ボーカルというのが、私の中で最も制作意欲を掻き立てる表現方法でして、角が取れて丸まった声で、あれこれ歌う感じが心を満たしてくれます。

なので、生まれて初めて、私が作った曲を女性ボーカリストが歌ってくれた時は、もう思い残すことはない…と、言い知れぬ感動を覚えました。

もしかすると、今でも、その感覚が心に残っていて、曲を作る原動力の一つになっているのかもしれません。

まだまだ、作り続けられると思います。あの日があって良かった。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


error: Content is protected !!