アナログレコードで、耳の体操です。
今日の一枚は、オフコースの『ロンド』です。
<オフコース ロンド 1977 TOSHIBA EMI>

この曲のボーカルは、小田和正さんではなく、鈴木康博さんが歌っていますが、この曲が好きでレコードを探した記憶があります。
オフコースというと、人によって好き嫌いがハッキリしている印象がありますが、私は楽曲のユニークさが、他には出せない上品さを纏っている感じがして、中学校の時に友人から聴かされて以来、好きで聴いています。
コード進行とか、音の重ね方とか、シンセの取り入れ方など、日本の70年代の楽曲の中では、ずいぶん趣きが異なっているところも魅力でした。
ちなみに、オフコースのとある曲のサビのコード進行が、ちょっと前のとある女性アイドルグループのシングル表題曲のサビと酷似…というか同じで、ものすごく切なさの完成度が高かったのですが、個人的にはオフコース(小田さん)を更に尊敬したいと思います。
これは、偶然の一致だとは思うのですが、いずれにせよ、時代を越えて心をエモーショナルに動かす楽曲の構成が作れるというのは、驚異的で圧巻です。
あと、オフコースのつづりは『Off Course』で、『Of Course』(もちろん)ではないのだと、これは「外れ者という意味だよ」と、中学校時代の教師が授業で力説していたのを思い出します。
当時の私は、道を外れる生き方などイメージ出来なかったと思いますが、その後だんだんに作曲にのめり込んで、大勢が進む一般的な進学コースを外れて、機材を揃えるためにバイトに明け暮れたことを、すいぶん経ってから「ひとりオフコース」だったなと振り返ります。
外れた道の先に、今の私があるのですね。ケチケチ財政ですが作曲活動は満ち足りてますので、ヨシとしておきましょう。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
