アナログレコードで耳の体操です。
今日の一枚はサザンオールスターズの『シャ・ラ・ラ』です。
<シャ・ラ・ラ サザンオールスターズ 1980 タイシタレーベル>

サザンオールスターズの曲としては、初期の頃のリリースになります。
桑田佳祐さんのインタビューエッセイ『ロックの子』によると、この『シャ・ラ・ラ』は、ものの3分くらいで書き上げたそうです。
スラスラ湧き上がったものを繋げて形にしたのでしょうかね。
曲はマッタリと始まり、終始マッタリという、私の好きな感じなのですが、セクションの変わり目での誘導が心を突いたり、歌詞の内容も耳に残って、印象が強く残る曲です。
桑田佳祐さんは、最初は「歌詞にはあまり重きを置かない。」というスタンスでしたが、独特の造語を歌詞にしてみたり、英語の読み方を日本語にして発音してみたり、いにしえの古典に倣って表現してみたりと、歌詞に関しては枠にとらわれない大胆な印象があります。
この『シャ・ラ・ラ』の歌詞について言えば、冬と年末のシーズンの描写です。サザンというと夏のイメージが強いですが、秋・冬のイメージの曲も結構あります。特に、クリスマス系は心が温まるメロディの曲が多いですね。
私は、この『シャ・ラ・ラ』のAメロを聴くと、「今年も終わりか…」という年末モードを味わいます。歌声はバリエーション豊かに、オクターブ下で歌ったり、原さんが歌ったり。聴いているうちに1年の出来事を振り返ってしまいます。
私にとって除夜の鐘のような存在の『シャ・ラ・ラ』なのでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
