私が作曲する際、VSTプラグインのソフトシンセで、一番使用頻度が高いのがSpectrasonics社の『Omnisphere 2』です。

導入して7~8年は経っていると思いますが、これに代わるモノはないだろうと思うほど、頼り切っています。
ほぼ全曲、どこかしらで使っているよ!というほど、使用頻度が高いです。
その昔、YAMAHA EX5RやRoland XV3080など、ハードウエアのシンセ音源を持っていましたが、ハード音源を全て売り払う気にさせたソフトシンセがこの『Omnisphere 2』でした。
プリセットの音が、たくさんありすぎて、全てのプリセット音を聴いたことは無いのですが、欲しいと思う音は、だいたい音色カテゴリーで検索して呼び出すことができます。
私が特に重宝しているのは、ベル系とパッド系、それからRoland D-50系の音ですね。
プリセットの音は、なぜかリリース(ADSRの“R”)が長く邪魔なので、短くしたり、空間系エフェクトに埋もれすぎているのでドライっぽく変えたりするのが常ですが、音自体が上品というか安っぽくないので、オケで鳴らしたとき、何となくプロっぽい感じにグレードアップします。
中には、「あ~この音、あの曲でまんま使ってるわね』という、メジャーの楽曲で聴くような有名な音も混ざったりしているので、自分流にどのように使おうか悩む時もあります。
で、ちなみに、この『Omnisphere 2』は、リリースして10年ほど経っているらしいです。
昔のハードシンセ進化時代を経た私からすると、「10年前の音源など古くて使えない!」と反射的に口から出てしまうのですが、もうそんなガチガチの80’s発想は捨て去らないといけないですね。
私は、Musk5ccの楽曲制作では、80’s~90’sの雰囲気を出そうとしているのですが、『Omnisphere 2』には、いにしえのアナログシンセだったりデジタルシンセもどきの音もふんだんに入っていて、加工しやすく、オケにも馴染んで、簡単にあの時代の雰囲気を出せるところが重宝している理由だと思います。
例えば、最近ぽいシンセリードの音でも、D-50のファンタジア系の音を混ぜたりすると、一気に90’sに飛びます。
あと、別のソフトシンセとのレイヤー(重ねる)も、よくやってます。相乗効果狙いですね。
昔、さんざん複数のシンセの音を重ねて、独特な音を時間をかけて作っていた作業が、ソフトシンセ内でいとも簡単に出来てしまうことには、ため息しか出ないといったところですが、テクノロジーの恩恵は素直に受け取りましょう。
そんな中、最近、『Omnisphere 3』というのが出たらしいですが、欲しくなってしまうと財務会計担当が泣いて困るので、情報を入れないようにシャットアウトしています。
とはいえ、まだまだ『Omnisphere 2』を使いきれていないので、WindowsのOSがサポートしているうちは、使い続けちゃおうと思っているところでした。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
