ff(フォルティシモ) 《今日の一枚》

アナログレコードで耳の体操です。

今日の一枚は、ハウンドドッグの『ff(フォルティシモ)』です。

<ff(フォルティシモ) ハウンドドッグ 1985 CBSソニー>

何といっても、このシンセによるイントロのインパクトがスゴイのですが、当時の私は、このイントロを手持ちのシンセで再現しようと躍起になったものです。

当時、私が所有していたシンセは、DX100とαJUNO-2だったと思いますが、全然原音とは程遠い音色でしか鳴らせなかったことを思い出します。

また、このイントロのフレーズが「荘厳な感じがするのはナゼだろう…」と、かなり真剣に研究した覚えもあります。各社のバンドスコアや雑誌に載っている楽譜どおりに奏でても「何か違う…。」だったので、ライブビデオでキーボードの蓑輪さんが弾いている右手を何度も何度も見返し、やっと突き止めました。

右手の3本の指で弾くとき、そのうち1本が9thだったり4thだったり時には6thを行き来して、左手ではズーッと下のDを鳴らし続けることで、あの独特の荘厳さが成り立っていたのでした。

そして、私はこのイントロをマスターして、ひたすら弾き続けたのでした。

琵琶湖に浮かぶ遊覧船のパイプオルガンで、ffのイントロを正確に弾いたのは、後にも先にも私だけではないかと、勝手に自負しています。

確か、テレビで昔、作曲者の蓑輪さんのインタビューを交えたこの『ff(フォルティシモ)』のドキュメント番組があって、その中で、蓑輪さんが作ったこの曲のデモテープの音源が流れていたと思います。イントロもシンセで鳴っていた気がしますが、「コレがアレになるんだ」と、とても興味を惹かれた記憶があります。

この曲、ff(フォルティシモ)ですが、現在でもJR仙台駅在来線の一部路線での発車メロディになっています。雑踏の中ではロー(Low)が聴こえないので荘厳さはイマイチですが、何かファンファーレ的な押し出し感で見送られる感じです。

今でも聴けば、こぶしを挙げて、カップのヌードルを食べたくなる、そんな1曲でした。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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