『逃避行』 《楽曲紹介》

Musk5ccのアルバム『I-side』に収録している『逃避行』の紹介です。

タイトルからすると、何か嫌なことから逃げるような雰囲気ですが、作詞のアプローチは、航空機の夜間飛行がモチーフです。

FMラジオで深夜0時から放送されている『ジェットストリーム』。

昔、城達也さんがナレーションをしているときに、よく聴いていました。

夜間飛行するジェット機がハッキリ目の前に浮かんで、窓から月明かりに照らされた青白い雲海が見えたりして、そんな映像が、城達也さんのナレーションだけで浮かんでくるのでした。

乗客が眠りにつく中、夜通し飛び続ける航空機に、「到着地はどんな風景だろう」と期待させるだけのパワフルさが醸し出す、旅情のワクワク感と叙情を感じるのです。

中学生の頃、一眼レフのカメラで、夜中~朝方まで星の写真を撮っていた時期がありました。

長時間の露光で、星の光の筋が円を描く写真です。

月夜は、星の光が埋もれるので、あまり条件が良くないのですが、何を思ったか、月明かりに照らされた建物を、長時間露光で撮ってみたことがあります。

目には青白く見える建物ですが、写真に収めると、とりたてて趣きのない黄色い光に照らされた建物が写っていました。

てっきり、月夜の光は青白いものと思っていましたが、月光の色そのまま、黄色で照らされていたことに落胆し、現実に引き戻された記憶があります。

しかしながら、私の月夜のイメージは『青白い光』なので、月夜の雲海の上を飛んでいる航空機も青白い光で飛んでいることにしておきたかったのです。

その、青白い光に包まれて飛んでいるいる雰囲気を、表現した楽曲になります。

私の中で、『青白い光』を音色で表現すると、Pad系の音になるので、新旧4つくらいのPadの音を重ねたり交互に鳴らしたりして、表現しています。

いつの日か、AI生成でリリックビデオのMVが、手軽に自作できるようになったら、イントロ部分で、月夜の雲海の上を飛ぶ航空機が登場したら、もう感無量であります。

最後まで読んでいただき、ありがとうございました。


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